野いちごひとりごと

人生走り続けて69年。今、ゆっくりのんびりをモットーに日々感じたことをつづる野いちごです。

ウィーン国立歌劇場日本公演 歌劇「フィガロの結婚」


お天気が良いのでベランダのピースが綺麗に咲きました。

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昨年からウィーン国立歌劇場の来日を心待ちにしていた私達夫婦。

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10月28日は東京文化会館で
ウィーン国立歌劇場 指揮マレク・ヤノフスキ、 リヒャルト・シュトラウス作曲
歌劇「ナクソス島のアリアドネ」を楽しみましたが、
昨日15日は神奈川県民ホールでリッカルド・ムーティ指揮、
モーツアルト作曲「フィガロの結婚」を楽しんできました。

会場は満席。座席は中央通路の前。20列20、21番。とてもいい席でした。

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(プログラムから・・・1幕より スザンナを口説き始める伯爵)

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(2幕より 伯爵夫人に挨拶をしに来たケルビーノ)

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(2幕より 伯爵夫人の部屋)

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(3幕よりウィーン国立歌劇場合唱団による合唱)
フィガロとスザンナ、バルトロとマルチェリーナの結婚式。
綺麗なハーモニーで厳かな感じが心にしみました。

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指揮はウィーン・フィルより名誉団員の称号を贈られたリッカルド・ムーティ
もう75歳ですが、以前と変わらず
とても躍動感があって生き生きとした美しい演奏でした。

過去の記事ウィーン国立歌劇場2008年来日
ローマ歌劇場2014年来日

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スザンナ役のローザ・フェオーラ
スタイリストでとっても可愛いお顔。
それだけでもうスザンナの雰囲気が出ていますが、
最初から出っぱなしの彼女。
舞台では良く動き回り演技も上手。
声は軽くてもキンキンした声でもなく、透明感のある声。

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どの曲も美しくスザンナらしく歌っていましたが、
一番驚いたのは第4幕、スザンナのアリア、「とうとう、うれしい時が来た」
「早くおいで、恋人よ」

私も良く歌ったアリアですが、あまり聞かせどころのないアリア。
でもそれをピアノからフォルテまで素晴らしきテクニックと美声で
心情を表現し聴衆をひきつけた演奏でした。

私はどの人のどのアリアより、このローザ・フェローラが
歌ったこのスザンナのアリアがもう絶賛です。

伯爵夫人に恋い焦がれるケルビーノ役のマルガリータ・グリシュコヴァェ
まだまだ少年で可愛い感じの私のイメージとは違ったケルビーノ。
声がもう少し軽くて小柄な人が良かったかな?
私としてはちょっと残念でした。

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エレオノーラ・ブラット
どんな伯爵夫人かと期待していました。
どっしり感から伯爵夫人の風格をかんじますが、
イメージ的にはちょっと若い伯爵夫人でした。

2幕「愛の神よ、こらんください」、3幕「美しい思い出はどこへ」の
2曲のアリアは少しビブラートがかかり、
気になりましたが、粗つなく歌われました。

3幕のスザンナとの「手紙の二重唱」は
声質が似ているのでハモーニーの美しさに感動。
どれもよく歌った曲。いい勉強になりました。

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メゾソプラノのマーガレット・プラマー
ソプラノのような声で美しかったです。

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アルマヴィーヴァ伯爵のイルデブランド・ダルカンジェロ。
大柄で見るからに伯爵。太くて強い声はさすがでした。

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フィガロ役のアレッサンドロ・ルオンゴ 。
とてもスマートなイケメンフィガロでした。
声の幅が広くて楽しめました。

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ムーティーが意識的に揃えたのか、歌手達の声がそろっているので、
個人のアリア以上に重唱の部分が美しく、感動したと言うより快い演奏。
モーツアルトって天才!今更ながらそう感じました。

あ~ぁ、あんなに楽しみにしていた
オペラ鑑賞も終わりました。
また本格的なオペラを楽しみにしたいと思います。
長い時間、お付き合いくださってありがとうございました。

ウィーン国立歌劇場「フィガロの結婚」全4幕
(2016.11.15 神奈川県民ホール)

指揮:リッカルド・ムーティ
演出・装置:ジャン=ピエール・ポネル
合唱監督:トーマス・ラング
音楽指導:トーマス・ラウスマン
再演演出:ウォルフガング・シリー

<キャスト>
アルマヴィーヴァ伯爵:イルデブランド・ダルカンジェロ
伯爵夫人:エレオノーラ・ブラット
スザンナ:ローザ・フェオーラ
フィガロ:アレッサンドロ・ルオンゴ
ケルビーノ:マルガリータ・グリシュコヴァ
マルチェリーナ:マーガレット・プラマー
バジリオ:マッテオ・ファルシエール
ドン・クルツィオ:カルロス・オスナ
バルトロ:カルロ・レポーレ
アントニオ:イーゴリ・オニシュチェンコ
バルバリーナ:イレアナ・トンカ
村娘:カリン・ヴィーザー

ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団

 テニスツアーファイナル

今、(19日0時40分)マレーがバブリンカに6-4、6-2で勝利。
この時点で錦織圭選手が準決勝進出決定しました。
錦織対チリッチの試合は19日5時。
でも勝って準決勝に臨みたいですね。

準決勝の相手はノバク・ジョコビッチ。
頑張れ錦織!!

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19日7時10分。
錦織、チリッチに1-2で破れました。
破れても準決勝進出ですが、勝ってほしかったですね。

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ウィーン国立歌劇場日本公演 歌劇「ナクソス島のアリアドネ」


28日(金)東京文化会館で来日中のウィーン国立歌劇場の
リヒャルト・シュトラウス歌劇「ナクソス島のアリアドネ」を観てきました。
このオペラを観たのは関西在住だからもう30年以上も前。
あの時は大阪フェスティバルホールでした。
もう影が薄いオペラなのでダンナ様がバイロイト音楽祭の録画を
出してくれたので事前に勉強でした。

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ウィーン国立歌劇場の来日は4年毎。
2008年はリッカルド・ムーティ指揮。モーツアルト作曲コシ・ファン・トゥッテ
2012年はペーター・シュナイダー指揮。リヒャルト・シュトラウス作曲サロメ

アリアドネd

今年は2演目鑑賞。
来月は神奈川県民ホールでリッカルド・ムーティ指揮、
モーツアルト作曲「フィガロの結婚」を観に行きます。
これもとても楽しみです。

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リヒャルト・シュトラウス作曲「ナクソス島のアリアドネ」のあらすじ。

◆ プロローグ ◆

お金持ちの催す晩餐会の余興に
歌劇『ナクソス島のアリアドネ』が上演されることになっている。
その準備におわれている所へ執事が、主人の無理難題を持ってやってくる。
それは、オペラと喜劇を同時進行で上演!というもの。
命じられた音楽教師と若い作曲家、オペラの一座は憤慨し
この企てを阻止しようとする中、イタリアの道化芝居の一行が到着し、
作品の書き換えに苦しむ作曲家は、
事もあろうに一座のツェルビネッタに一目惚れ!
遂には姿を消してしまう始末。
そんなドタバタの楽屋裏。
しかし、歌劇『ナクソス島のアリアドネ』の幕が上がることとなる。

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◆  オペラ(劇中劇) ◆
舞台は古代ギリシアの孤島の洞窟。 
夫テデウスに置き去られた美しい妻アリアドネは
3人の妖精に悲しい運命を嘆いている。

恋の経験豊富なツェルビネッタと道化役者たちが
アリアドネに恋のときめきや、揺れ動く女心の共感を
説き訴え慰めるがアリアドネは耳を貸さない。

そこに船がやってくる。アリアドネは、夫が迎えに来たと勘違いするが
姿をみて、迎えに来たのがバッカスであることを悟る。

穏やかに接してくるバッカスに心を許していくアリアドネ。
“私は神であり、神によって造られたのも自分”と歌い、
徐々に官能的な壮大な二重唱へ発展し
劇中劇は大詰めを迎える。

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舞台中央には傾いたグランドピアノが何台かあり、
その上を歩いたり、腰掛けたり。。。。
面白い演出でした。

また劇中劇なので正面の後ろには客席があり、
観客がオペラを鑑賞です。

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アリアドネ役のグン・ブリット・バークミン(黒いドレス)
前回聞いた時は4年前のサロメ役でした。
あれから高い音域も幅のある声のように聞こえ、安定した歌唱でした。

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ツェルビネッタ役のダニエラ・ファリー(赤いスカート)
長いアリアを驚異的なコロラトゥーラで聴かせてくれました。
ちょっと硬い声でしたが、キュートなツェルビネッタにはピッタリ。

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バッカス役のステファン・グールド。
来日予定が決まっていたテノールのヨハン・ボータさんが
9月に急死。
代役でしたがワーグナー歌手だけあってすごいボリュームの声。
高音部が力んでちょっと気になりましたが、
一番拍手が多かったです。

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作曲家役はヴェッセリーナ・カサロヴァからステファニー・ハウツィールに変更。
初めて聴くメゾソプラノのステファニー・ハウツィール。

とても美人さんでスリムな上、長い手足が素敵。
お芝居も上手、何種類の声も素敵。
「薔薇の騎士」のオクタヴィアン役は素敵かも。
好感のもてる歌手に感じました。

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木の精のウルリケ・ヘルツェル 。
どこか見覚えのある顔。。。と思っていたら
2012年のサロメでお小姓役でした。
今回はアンサンブルでしたが、とても澄んだ声の持ち主。

やまびこ役のローレン・ミシェル 。
アンサンブルでしたが、背が高く舞台の移動や踊りが上手でした。
水の精のちょっと小柄のマリア・ナザーロワ 。

三人のアンサンブルがとても心地よく、
オーケストラも美しく奏でて夢心地。

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チケットを申込んだ時はテノール歌手、ヨハン・ボータさんが
来日予定でしたが、9月8日急死の訃報が報じられました。
2009年、ミラノスカラ座の歌劇「アイーダ」のラダメス役だったボータさん。

もう一度あの迫力ある声を・・・と思っていたのですが・・・。
51歳。まだまだ今から活躍の年ですのに・・・残念でした。
ご冥福をお祈りします。

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歌劇「ナクソス島のアリアドネ」

指揮:マレク・ヤノフスキ
演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ

<キャスト>

執事長:ハンス・ペーター・カンメラー
音楽教師:マルクス・アイヒェ
作曲家:ステファニー・ハウツィール
テノール歌手/バッカス:ステファン・グールド
士官:オレグ・ザリツキー
舞踊教師:ノルベルト・エルンスト
かつら師:ウォルフラム・イゴール・デルントル
下僕:アレクサンドル・モイシュク
ツェルビネッタ:ダニエラ・ファリー
アリアドネ:グン=ブリット・バークミン
ハルレキン:ラファエル・フィンガーロス
スカラムッチョ:カルロス・オスナ
トルファルディン:ウォルフガング・バンクル
ブリゲッラ:ジョゼフ・デニス
水の精:マリア・ナザーロワ
木の精:ウルリケ・ヘルツェル
山びこ:ローレン・ミシェル

ウィーン国立歌劇場管弦楽団  
ピアノ: クリスティン・オカールンド
プロンプター: マリオ・ペルクトルド 

2016年10月28日 東京文化会館 15時開演。
(写真はプログラムから)

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今日は来月手術前の検査のため朝一番で受診します。
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夢をかなえるアン・ドゥ・トロワ♪オペレッタ「こうもり」


次女から母の日に贈られたつる性ミニ薔薇”グリーンアイス”
白~ピンク~グリーンと変化しますが
花びらの周りに赤い色がでて、とても可愛いです。

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過日、14日(土)午後3時からのNHK「夢をかなえるアン・ドゥ・トロワ」
10代の才能ある若いバレエダンサー達の痛々しいほどの挑戦を
親心、ばば心で応援しながら時には感激しながら見いりました。

「バレエ界の世界的なスター、マニュエル・ルグリが、
日本の若い才能をオーディションで発掘。
集中レッスンを施して、バレエの一大イベント
「NHKバレエのきょう宴」の舞台を目指します。

合格したのは、15歳から18歳の男3人、女5人。
コンクール入賞の常連からバレエ歴の浅い生徒までさまざま。
厳しいレッスンを通してルグリは、バレエとは何か、
踊ることとは何かを伝えていく。
本番の舞台までを追う密着ドキュメント」(NHK HPより)

ルグリd

オーディションがあったのが昨年7月。
指導はウィーン国立バレエ団芸術総監督のルグリさん。
審査前の最初の言葉は「10年後にはどうなるのか、
彼らの潜在的能力を見抜き、将来を想像することが大切。と。

2006年12月から8回にわたって放送があった
ルグリさんのNHK「スーパーバレエレッスン」をみましたが、
2009年のルグリさん引退のニュースはちょっとショックでしたが、
後進の育成に力を入れておられるのには嬉しいことでした。

基本のバーレッスンで1次審査を通過すると、2次審査は作品の踊り。
まずルグリさんの審査のポイントは
*外見 *身体のライン *音楽の捉え方 
そして最後に*芸術面と音楽性を重視。

バレエd
(ルグリさんは右のトウシューズの先が伸びていないことを厳しく指摘)

合格者8人に絞られると踊りのレッスンの中では
*音楽に合わせて *動きは大きく 
*口は笑っていてもいいけれど、目は開かない。
*(男の子に対して)女の子を綺麗に見せるように・・・。などなど
舞台に立つ先輩としてアドバイス。

*振り付けを深く理解させる *観客との向き合い方
*舞台とは何か?を教える。

本番の幕が下りると舞台袖で肩を寄せあって
嬉しくて涙する子、うまく踊れずに肩を落としている子。
みんなを集めて「日によってうまくいく日とそうでない日がある。
でもそれが舞台というものだ」と笑顔のルグリさん。

夢多い若きダンサー8人がこの厳しいレッスンの中で
それぞれに大切なものを得たこのプロジェクト。
これからのバレエ生活、バレエ人生にきっと大きく反映されることでしょう。

この本番「バレエの饗宴」は22日(日)Eテレ21時から。
しなやかに美しくそして笑顔あふれる
彼らの素晴らしい踊りをもう一度見たいと思います。
演目は「ゼンツァーノの花祭り」と「ナポリ」です。

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一昨夕は上野の東京文化会館へ。
今秋ウィーン国立歌劇場が来日。
2演目のチケットを購入するとウィーン・フォルクスオーパーの
希望したオペレッタ『こうもり』のリハーサルに
招待してもらう事になっていたので夫婦してでかけました。

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翌日19日が初日なのでリハーサルといっても
オーケストラや歌手達は本番さながら。

以前見た時はアイゼンシュタイン役はバリトンの故ヘルマン・プライ、
今回はテナーのイェルク・シュナイダー。
ちょっと軽めのアイゼンシュタインでした。

オルロフスキー公爵は素晴らしい美声の
カウンターテナーのヨッヘン・コヴァルスキーを聴いたのですが、
今回は今活躍中のメゾ・ソプラノ、アンゲリカ・キルヒシュラーガー。

女中アデーレのコケティッシュなアリア「侯爵様,あなたのような方は」とか
アイゼンシュタインの妻、ロザリンデのアリア「故郷の調べ」は
私も昔良く歌ったアリアで懐かしく聴かせてもらいました。
お芝居もバレエも入って延々3時間の楽しい舞台。

昨日から4回公演ですが、
客席からは間違いなく割れんばかりの大爆笑と大拍手でしょう。

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「案ずるより・・・」って本当だった!オペラの楽しみ♪~


一昨日の熊本地震は震度7という大きな地震でした。
時間が経つと共に次々と大きな被害が報道されています。
亡くなられた方にはご冥福をお祈りし、
被害に遭われた方々には心よりお見舞いを申し上げます。

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(ダンナ様の通勤路の八重桜 4/13撮影)

この秋、ウィーン国立歌劇場が来日します。
ウィーン国立歌劇場は2008年、リッカルド・ムーティ指揮
モーツアルトの歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」
小沢征爾指揮のベートーヴェン唯一の歌劇「フィデリオ」。
2012年、ペーター・シュナイダー指揮の
リヒャルト・シュトラウス作曲「サロメ」を観ていますが、今回は久々。

NBS舞台芸術振興会から案内が来ていたので
ぜひともリッカルド・ムーティ指揮の「フィガロの結婚」を
見たいと夫婦して楽しみにしていましたが、
なにわともあれ、チケットを購入しなくてはいけません。

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過去においてチケット購入は電話予約や抽選でしたが、今回からネット購入。
しかも今まで朝10時予約受付開始が21時受付開始に変更です。
今まで以上に多人数が申し込めるという時間帯。
これはなかなか繋がらないと覚悟を決め、
夫婦2台のパソコンから
NBS舞台芸術振興会HPに必要事項を書き込み、
トイレも済ませて(笑)20時半頃から
パソコンの前にスタンバイ。
うまく繋がるか、どうか。もう胸がドキドキです。

デジタルの時計を目の前にダンナ様がカウントダウン。
20:59’59。。。一秒前にダンナ様がクリック。
何と大成功! 繋がりました~ぁ!
ところがワンタッチ遅れた私の画面には
「只今たいへん混み合っています。。。。云々」と表示。
その後、何回やってももう繋がりませんでした。

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この日は2公演及び3公演の予約日。
単独一公演の場合は後日、予約受付です。

先日、私が「2公演も予約するの?」と尋ねると
「どこも旅行にも行っていないし少しくらい贅沢してもいいよ」とダンナ様。

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まあ、何と太っ腹!
結局、モーツアルトの歌劇「フィガロの結婚」と
リヒャルト・シュトラウスの歌劇「ナクソス島のアリアドネ」を選択。
希望の中央席も取れてやれやれ。

何日も前から「取れなかったら。。。」とか
「うまく繋がらなかったら。。。」と私の気持ちはマイナス思考。
でも案ずるより産むが易し。。。とはこの事でした。

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2、3公演予約購入した人にすごいプレゼントがありました。
ウィーン・フォルクスオーパーの公演中、
初日本番の前日に希望の公演の舞台リハーサルが
無料で見られるというのです。

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選んだのは楽しいオペレッタ「こうもり」
今から本場のオペラやオペレッタをを楽しみにしています。

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美しすぎる佐藤しのぶ♪オペラ”夕鶴”追加記事あり♪


春一番が吹いたヴァレンタインデー。
初めて見るオペラ「夕鶴」に胸を躍らせながら
神奈川県民ホールへ向かいました。

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私はシニアA席、1階23列10番、通路から2列後ろの左端。
中高年が目立つ満席の会場。
中央の招待席には衣装担当の森英恵さんが黒のスーツ姿で。
演出のスーツ姿の市川右近さんは
落ち着かない様子で会場をウロウロされていました。

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「つるの恩返し」を基にし、日本的な儚さをテーマにした團伊玖磨作曲のオペラ夕鶴

日本の民話なので暗い色の地味な着物姿かと想像していましたが、
3人の男性は洋服とブーツなど履いて至って現代風。
合唱の12人の子供達はカラフルな服。

着物のようなドレスを纏う佐藤しのぶの「つう」は、
美しく清楚な人間だけでなく、どこか妖艶な感じがするほど。

何年か前にアリアのコンサートを聞いた時は
声がそんなに細いとは感じませんでしたが、
このオペラに関しては高音の言葉も聞き取りにくく、
舞台の両サイドの字幕を読みながら聞いていました。
イタリア語やドイツ語と違って
母音が多い日本語という特殊な言葉のためなのか、、、と。

つうのアリア、「私の大事な与ひょう」
「そのうち一枚だけは、大切にとっておいてね」は
どちらもひたむきな愛がきめ 細やかに込められ、
心に残る美しいアリアでしたが、
フレーズの最後がいつも高音になるのでとても難しく、
テクニックのいるアリアだと感じました。

男性3人は声が少々、ふらついたり、
アンサンブルは声の響きが統一されず、聞きづらいところも。

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オペラは耳と目で楽しむもの。
衣装にも関心が大きいです。

袖は手首で広がり、手を動かすと鶴が翼を広げたように見えます。
黒と金の帯の後にはたっぷりの黒のチュールで
ふんわりとした鶴の羽根を想像できましたが、
あまりに現実的で私の印象は良くありませんでした。
頭には赤い髪飾り。
森英恵さん、まさしく丹頂鶴をイメージされたのでしょう。

夕鶴衣装
(HPからお借りしました)

休憩が終わり2部の長い序曲。
織物を織ったあとの衣装は?と興味津々。

森英恵さん、、、さすがでした。
想像もしなかったレースを使った細身のドレス。
袖も細くなり羽が無くなったように見えました。

スカートは数本のグレーのラインが入り、
赤い髪飾りの変わりにグレーのメッシュ。
今にも倒れそうなやつれたつうが。。。

今年57歳の佐藤しのぶさん。
昔はずいぶんとふっくらでしたが、
いつの間にかお顔も美しく、ボディーもスッキリ!

その美しい声もさることながらスリムなスタイルは
プロとして相当、努力して維持されているのでしょう。

カーテンコールの時にはご主人で指揮者の現田茂夫氏を
舞台袖まで照れくさそうにお迎えに。
森英恵さんも紋付袴姿の市川右近氏も舞台中央へ。
出演者、関係者、会場いっぱいの大きな拍手で迎えられました。

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(オペラ発表座談会)

作:木下順二 作曲:團伊玖磨
指揮:現田茂夫  演出:市川右近
美術:千住 博   照明:成瀬一裕
衣装:森 英恵

<配役>
つう:佐藤しのぶ 与ひょう:倉石真
運ず:原田圭  惣ど:高橋啓三

管弦楽:東京シティフィルハーモニック管弦楽団

 追加記事

朝刊で指揮者小澤征爾氏が小学生を招待して
喜歌劇「こうもり」を上演の喜ばしい記事。

お元気でご活躍と喜んでいると、今朝7時過ぎのニュースで
「アメリカ音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞の授賞式が行われ、
小澤征爾さんが指揮したラヴェル作曲、歌劇「子供と魔法」が
最優秀オペラ・レコーディング賞を受賞した」と速報。

小澤征爾氏は「『子どもと魔法』は
僕がパリのオペラ座でデビューした時のオペラ。
とても光栄です。
この喜びをみんなと分かち合いたいです 」などとコメント。
以前、TVでみたサイトウ・キネン・フェスティバル子どもと魔法
素晴らしい演奏でした。

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 投稿時刻は毎日深夜0時5分です。
またお会いいたしましょう。

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ローマ歌劇場ムーティ指揮 歌劇シモン・ボッカネグラ


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一昨日は東京文化会館でローマ歌劇場の
ヴェルディ作曲 歌劇「シモン・ボッカネグラ」を観てきました。
指揮はイタリア人のリッカルド・ムーティ

このオペラはイタリア西北部ジェノヴァで
14世紀に活躍した実在の平民シモン・ボッカネグラを描いたもの。

チケットを先行予約で買わなかったので席は1階の末席中央。
歌手の顔ははっきりとは見えませんが、
客席は後ろに行くほど少し高くなっているので
オケの音も歌手の声も良く聞こえて音響は抜群でした。

ソプラノのバルバラ・フリットリとムーティーの抱き合わせで買ったチケット。
華やかなアリアもなく
他の歌手も知らない私でしたが楽しめました。

プロローグと第1幕を続けて、30分の休憩。
第2幕、第3幕を続けて3時間強の長い歌劇。
ちょっとお尻が痛くなりました。

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事前にわかっていたことですが、お目当てのバルバラ・フリットリが
4月末に体調を崩し、初のアメーリア役のリハーサルができずやむなく降板。
代役の32歳の若いエレオノーラ・ブラットはスリムで美人さん。
「フィガロの結婚」のスザンナや「ラ・ボエーム」のムゼッタが当たり役。

歌い始めは緊張で硬い不安定な声でどうなることかと思いましたが、
後半は何とか落ち着いた声に聞こえました。

高音をPPで響かせるテクニックは素晴らしかったのですが、
ちょっと声を押し出すので聞いている方は
押し付けがましく感じられ身を引いてしまいます。
彼女の歌を聞きながら”フリットリならどう歌う?”
”フリットリならどう声を出す?”などふと、考えてしまいました。

感動したのは2幕、アメーリアの恋人のガブリエーレのアリア。
テノール、フランチェスコ・メーリ は実に若々しい伸びやかな声。
長いアリアの中で怒りの声であったり、時にはとても悲しく切ない声で
しっとりとアメーリアへの思いを歌い上げ、拍手喝采!

でも何と言ってもこのヴェルディのオペラの美しさを表現した
指揮者ムーティーの力は偉大でした。
14世紀の海の近い町を舞台にしたこのオペラ。
時には海の香りが、、、
時には海の潮風を想像させるオケの音色は充分でした。

エイドリアン・ノーブル の演出も
キラキラ光る海を背景に建築物も
ジェノバの雰囲気を良く出していたと思います。

私も初めて観ましたが、
日本ではあまり上演されないオペラのよう。
でも父娘の愛、恋人との愛、男同士の友情など
心に訴えられるものは多くヴェルディらしい
おぞましい対立と和解の内容にも感動。
また美しい重唱と合唱の
迫力ある響きは素晴らしいものがありました。

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歌劇「シモン・ボッカネグラ」(ヴェルディ)
指揮:リッカルド・ムーティ
ローマ歌劇場管弦楽団、ローマ歌劇場合唱団
演出:エイドリアン・ノーブル
美術:ダンテ・フェレッティ
衣裳:マウリツィオ・ミレノッティ
照明:アラン・ブッレット
合唱指揮:ロベルト・ガッビアーニ
振付:スー・レフトン

2014年5月27日 東京文化会館18:30開演

<配役>

シモン・ボッカネグラ:ジョルジョ・ペテアン
マリア・ボッカネグラ(アメーリア):エレオノーラ・ブラット
ガブリエーレ・アドルノ:フランチェスコ・メーリ
ヤーコポ・フィエスコ:ドミトリー・ベロセルスキー
パオロ・アルビアーニ:マルコ・カリア
ピエトロ:ルーカ・ダッラミーコ
伝令:サヴェリオ・フィオーレ
侍女:スィムゲ・ビュユックエデス

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この日期待していたバルバラ・フリットリが聴けなかったのは残念。
2011年メトロポリタン歌劇場の「ラ・ボエーム」のミミ、
2013年の「ファルスタッフ」のアリーチェ役を聴いているので
パスしようかと思っていましたが、
ロビーでリサイタルのチケット発売中。
どうしても聴きたくて最後の2枚をゲット。
夫婦で行くことにしました。

ドニゼッティ、デュパルク、マスネ、プッチーニ、
モーツアルトなどを歌う幅広いレパートリの持ち主。
アリアの一夜を今から楽しみにしています。

 たくさんの応援をいただき有り難うございます。
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私の心配をよそに旦那様は・・・ヽ(#`Д´)ノ


7日のジョイントコンサートでいただいた紫のカーネション。
お洒落な色を楽しませていただいています。素敵!

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ジョイントコンサート当日、
旦那様は朝5時半頃から録画を観ていました。
そのうち”へぇ~、こりゃ大変だ~”とか、
”日本もブラジルと一緒の組に入れば移動が楽なんだけど”と
大きな声で独りごと。

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私はサッカーW杯の抽選会などどうでもいい事。
集合時間に遅れないように、本番で歌詞を間違えず、
しっかりと声を出し歌い終えることで頭の中は一杯。

私の心配をよそに”スペインとオランダが初戦で当たる”と
私に教えてくれているのか、いないのか・・・。
どの国がどこと当たろうが、、、今の私には関係なし!
とは思ったもののそのうち、やはり気になり始めました。

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昨日の新聞には親切にも日程と会場が載っていました。
日本はC組、対戦国はコロンビア(ランキング4位)
ギリシャ(12位)コートジボワール(17位)
ランキング48位の日本としては厳しい上に、
国が広いので移動に体力消耗をしそうです。
猛暑との戦いになるでしょうが、
予選突破して欲しいですね?

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来年5月、ローマ歌劇場が来日。
7日、一般発売が10時から。
旦那様は8時半頃、車で私をみなとみらいホールまで送り、
すぐにUターンして9時半頃にはパソコンの前でスタンバイ。

演目はヴェルディの歌劇「シモン・ボッカネグラ」
指揮はリッカルド・ムーティー。
アメーリアにソプラノのバルバラ・フリットリ。

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でもあまりに高いチケット代。
あの一目惚れのエメラルドグリーンのドレスは旦那様のプレゼント。
スポンサーの旦那様には出費が続くので
少々遠慮して「私は行かないから、、、」と。

楽屋で時計を見ながら準備をしていると
「大変でしたが希望の日では無かったけどチケット取れました」と
旦那様から嬉しそうなのんびりメール。
一応「良かったね?」とだけ返信しましたが、
”今の私はムーティどころではないんだヨン!”と
ホットカーラーでヘアーセットしながらお化粧直し。

帰宅してから「ムーティももう年で聞けなくなるかも。
チケット買っておいたからね」と私の分まで予約。
なんと優しい旦那様。
それならそれで早く言ってよね~。
返信メールに”どうもありがとうございました!”と
丁寧にお礼を書いたのに。
ここで改めて「ありがとうございました」
今から来年が楽しみです。

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トリノ王立歌劇場 ♪ 歌劇「仮面舞踏会」


今年はヴェルディ生誕200年。
各国ではお祝いのコンサートや歌劇が催しされ、
私達夫婦も10月に観たミラノ・スカラ座の
歌劇「ファルスタッフ」歌劇「リゴレット」の素晴しかった舞台は
まだ鮮明に残っています。

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(東京文化会館ロビーのお花)

一昨日(1日)、東京文化会館で幕を開けたトリノ王立室歌劇場の
歌劇「仮面舞踏会」も素晴しい舞台でした。

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2007年より音楽監督をつとめ、
指揮者として躍進中のジャナンドレア・ノゼタ氏。
初めて聴いた指揮者ですが彼の音楽は
自然と美しく優雅に流れ、どこにも無理のない 音は
上品さとエレガントさを感じました。

アメーリア役のオクサナ・ディカは写真で見ると
お顔が小さくてスリムな美人さんの印象。
期待していた方も多いと思いますが、、、残念でした。

1幕、2幕では中間音は美しい声なのですが、
高音になるととても強い声でまるで攻撃されているようで、
少々がっかりでしたが、3幕になると
高音部もあまり出てこないので
少し落ち着いた美しい響きで”同じ人?”と思えるほど変身。
でも表情も少なく動きもなく、
お芝居がちょっと苦手のように感じました。

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リッカルド役のラモン・ヴァルガスは2009年「ドン・カルロ」を聞きた時より
声に伸びがあり安心して聞かれました。

占い師のウルリカ役のマリアンネ・コルネッティ。
メゾ・ソプラノで私が憧れるいい声。
声に安定感がありすごい存在感。
ただ1幕2場しか出番がないのは残念。
もっと聴きたかったです。

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(S座席は一階22番の13、14番。いい場所でした)

お小姓オスカル役の市原さん、
澄んだ綺麗な高音とハリ艶のあるコロラトゥーラ。
動きがチャーミングで少年のイメージそのままでした。

アメーリアの夫、レナート役のヴィヴィアーニは
背が高くてイケメンさん。
落ち着いた声でひびきもあり好印象です。

イタリア人、ロレンツォ・マリアーニの演出も素晴らしかったです。
2幕の暗い舞台から3幕では一転して赤が主体の華やかな舞踏会。
その鮮やかさに目を奪われました。

また合唱の素晴らしさも忘れてはいけません。
これはヴェルディならではの醍醐味なのでしょう。

ヴェルディ・イヤーももうまもなく幕を閉じますが、
あまり話題にならなかったワーグナーも生誕200年でした。
来年はリヒャルト・シュトラウス生誕150年。
今年に引き続きまたシュトラウスを歌わなきゃ~♪~

上野c

上野の森も綺麗に色づいて・・・。
少しの間、秋を感じてきました。

【ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」】
12月1日(日)15:00 東京文化会館
4日(水)18:30 同
7日(土)15:00 同

指揮:ジャナンドレア・ノセダ
演出:ロレンツォ・マリアーニ
舞台:マウリツィオ・バオロ
衣裳:マウリツィオ・ミレノッティ
照明:アンドレア・アンフォシィ
合唱指揮:クラウディオ・フェノッリオ

ボストン総督リッカルド:ラモン・ヴァルガス
アメーリア:オクサナ・ディカ
レナート:ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ
オスカル:市原 愛
ウルリカ:マリアンネ・コルネッティ
船乗りシルヴァー:フェデリコ・ロンギ ほか
合唱:トリノ王立歌劇場合唱団
管弦楽:トリノ王立歌劇場管弦楽団

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小澤征爾完全復帰♪サイトウ・キネン・フェスティバル


29日深夜BSで8月23日から松本で開かれた
「サイトウ・キネン・フェスティバル」の舞台裏や
本番のオペラ「こどもと魔法」など、
3時間ほどの録画を一昨日、楽しみました。

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静養中から2年ぶりに復帰した小澤征爾氏。
「棒を振ることが楽しくて仕方がない!」と言った
喜びに満ち足りた笑顔の表情は体調も回復され、
完全復帰を飾るにふさわしい、
エネルギッシュにあふれた素晴しい演奏でした。

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↓ 公演初日、中核メンバーとして活躍し、この5月に逝去された
バイオリニスト潮田益子(うしおだますこ)さんの
追悼する曲が演奏されましたが、
団員の方々はお元気だった潮田さんの面影を偲ばれていたのでしょう、
本当に心打たれる厳かな祈りの演奏に感激しました。

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いよいよ小澤征爾指揮、モーリス・ラヴェル作曲歌劇子どもと魔法が始まります。

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反抗期のいたずら坊やと
擬人化された椅子や茶碗や時計、
それに動物たちが織り成す可愛い幻想的な物語。

オペラcあ

このユーモアとウィットにあふれる音楽を茶目っ気ある
小澤征爾さんが棒を振ると不思議な世界に引き込まれます。

2008年、現地で見た「利口な女狐の物語」の演出、
ロラン・ペリーも見事な舞台を作り上げていました。

オペラc2

歌劇「こどもと魔法」
<出演>
イザベル・レナード(こども)
ポール・ガイ(ソファー、木)
イヴォンヌ・ネフ(母親他)
アンナ・クリスティ(お姫様他)
マリー・ルノルマン(雌猫、リス)
エリオット・マドーレ(大時計、雄猫)
ジャン・ポール・フーシェクール(ティーポット、カエル他)
藤谷佳奈枝(肘掛け椅子、コウモリ)

合唱:SKF合唱団、SKF児童合唱団
指揮:小澤征爾
管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラ
演出:ロラン・ペリー

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もう一つ大きな話題を呼んだのが9月6日、最終日。
ジャズピアニスト大西順子トリオと
小澤&サイトウ・キネン・オーケストラの初共演。
昨年、演奏活動を退いた大西さんを小澤さんが説得して
実現された舞台だそうです。
曲はガーシュウィン作曲「ラプソディー・イン・ブルー」

大西順子

その練習風景は二人の音楽家が
厳しいディスカッションをしながら一つの作品を
丁寧に見直し、楽しみながら作り上げていく様が
画面からも伺えました。

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本番の小澤征爾氏、絶えずリズムに乗って弾き続ける
ピアニスト大西さんに半ば呆れたかのように、、、
また感心しているかのように聞き入っていましたが、
何度も打ち合わせをしていた箇所はさすがです、
オーケストラとピアノがぴったり!うまくいきました。

どのプログラムも拍手喝采!
TVでもため息が出るほど素晴しい演奏が伝わるのですから、
会場で観ていたらどんなに感動したことか。

過去3回、サイトウ・キネン・フェスティバルを観ましたが、
いつも私達の期待を裏切らない素晴しい舞台。
これからもお元気で”世界の小澤”を披露していただきたいです。

2006年サイトウキネンの記事
2007年サイトウキネンの記事
2008年サイトウ・キネンの記事

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素晴らしかった!ミラノ・スカラ座 歌劇「リゴレット」


先日4日に東京文化会館で
ミラノ・スカラ座歌劇「ファルスタッフ」を夫婦して鑑賞しましたが、

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9日はNHKホールでヴェルディ作曲歌劇「リゴレット」を観てきました。
座席は1階13列29,30番。少し右寄りですが、まぁまぁのお席です。

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初めて聴く指揮者のグスターボ・ドゥダメルはベネズエラ出身32歳。
現在、新しい時代を担う世代の指揮者として注目されています。

ヴィクトル・ユゴーの戯曲をもとに、
好色な貴族に仕える道化師のその外面とは裏腹な
誇り高い魂と悲劇を描く《リゴレット》
時代は16世紀のイタリアのお話。

前奏曲はこれから起きる悲劇を充分に予感させる
暗く不気味なテーマが会場いっぱいに響きます。
幕があがるとマントヴァ公爵邸の夜会が催され、
バレエも加わって目を見張るばかりの華やかな舞台でした。

リゴレット

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リゴレットの娘、ジルダ役のエレーナ・モシュク。
小柄で丸顔の可愛い印象の歌手。
まだ若いのかと思ったら40半ばとか。

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私も歌ったことがある1幕の”グアルティエル・マルデ”と
偽名を使ったマントヴァ公爵を慕いながら歌う
有名なアリア「麗しい人の名は」は大注目。

ボリュームもあり、響きのある美しい声なのですが、
クレッシェンドするとすぐにピアニッシモに、そして
またクレッシェンドに、、、とそれが何回も何回も出てきて
少々、テクニックに走り過ぎたようにも思います

勿論、そのピアニッシモを美しく歌い、
カデンツの3点♯Dは綺麗に響いて素晴らしいできでした。
一点に響かせるテクニックはすごいのですが。
アリアの中に山が沢山ありすぎて、
感情表現がマイナスになることも。
2幕や3幕のようにもう少し素直に歌ってくれればなお良かったかと。

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リゴレットの看板歌手バリトンのレオ・ヌッチ。
1942年生れというからもう71歳。
舞台では演技も声もそんなお年とは全然感じません。

娘を思いやる父親の温かい心情と愛情、そして
復讐に燃える荒々しい感情の表現は声量ある
多彩な歌唱力と演技力によって大きな舞台いっぱいに広がります。

この役は1973年から歌い始めて450回以上といわれ
世界中のフアンから”至宝”とも称される当たり役のようです。

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ジョセフ・カレヤの代役出演だった
イタリア生れのフランチェスコ・デムーロ。
テノールの代表的な軽い声ですが、私には硬さが気になりました。
3幕の有名なアリア”女心の歌”は何とか、聴くことができました。
中間音はまだ美しく響くのですが、
高音部になると後ろに引っ込み、それ故の声の乏しさは
感情表現が伝わらず、私にはイマイチの歌手でした。

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リゴレットにマントヴァ公爵の殺害を依頼される殺し屋、
バスのアレクサンドル・ツイムバリュクですが、
私には凄みがなくちょっと優しい殺し屋に思えました。
低音が良く響き、殺し屋には綺麗な声の歌手でした。

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スパラチレフの妹、妖艶な魅力を持つマッダレーナ役の
メゾ・ソプラノのケテワン・ケモクーゼ。
チャーミングなお顔と恵まれた肢体。
その上とても美しい声の持ち主で
これからも期待される実力派の歌手のようです。

2幕が終わった後のカーテンコールで、リゴレットと娘ジルダが
2幕の最後に歌った二重唱をもう一度歌ってくれました。
オペラ公演では初めての経験。
この思いがけないサービスに会場は大拍手でした。

1幕後の休憩で夫婦してロビーで持参したサンドウィッチをつまみます。
目の前をスリムな女性が、どこかで見た顔、バレリーナの吉田都さん。
TVで見るよりずっとチャーミング。
ラメの黒いスカートにシースルーのノースリーブのブラウス。
ヒールが8cmくらいある黒い靴。
サインが欲しかったですが、そこはじっと堪えて・・・。

◇ミラノ・スカラ座日本公演 歌劇『リゴレット』(ヴェルディ)
放送予定
10月28日(月)(29日深夜)午前0時~午前4時
プレミアムシアター


<出 演>
レオ・ヌッチ (リゴレット)
フランチェスコ・デムーロ (マントヴァ公爵)
エレーナ・モシュク (ジルダ)
ケテワン・ケモクリーゼ (マッダレーナ)
アレクサンドル・ツィムバリュク (スパラフチレ) 

<合 唱>ミラノ・スカラ座合唱団
<管弦楽>ミラノ・スカラ座管弦楽団
<指 揮>グスターボ・ドゥダメル
<演 出>ジルベール・デフロ
収録:2013年9月9日 NHKホール

オペラを観ていつも思うこと、
オペラとは何と素晴しい芸術かと・・・。
来年以降の来日歌劇団の案内がきました。

来年2014年はローマ歌劇場が来日。
リッカルオド・ムーティ指揮
ヴェルディ作曲「ナブッコ」「シモン・ボッカネグラ」

2015年は英国ロイヤル・オペラが来日。
アントニオ・パッパーノ指揮
ヴェルディ作曲「マクベス」
モーツアルト作曲「ドン・ジョバンニ」

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2016年5~6月はウィーン・フォルクスオーパー。
R・シュトラウス作曲「こうもり」
F・レハール作曲「メリ・ウィドウ」
E・カールマン作曲「チャルダーシュの女王」

同じく10月はウィーン国立歌劇場
フランツ・ウェルザーメスト指揮
R・シュトラウス作曲「ばらの騎士」
R・ワーグナー「ワルキューレ」

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本場のオペラが観られるなんて本当に幸せなこと。
また一年貯金をして観に行きたいと思います。

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ミラノスカラ座初日 歌劇「ファルスタッフ」


今年はイタリア・オペラを代表するジュゼッペ・ヴェルディ生誕200年。
新時代を担う二人の若き指揮者 ──ダニエル・ハーディング
グスターボ・ドゥダメルが率いるミラノスカラ座の
熱いヴェルディの 舞台を楽しみにしていました。

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今回上演されるのはシェイクスピアの喜劇をもとに、
時代に取り残された老騎士を笑いと哀愁をもって描いた《ファルスタッフ》。

もう1演目はヴィクトル・ユゴーの戯曲をもとに、
好色な貴族に仕える道化師のその外面とは裏腹な
誇り高い魂と悲劇を描く《リゴレット》。

まず来日初日4日(水)は歌劇「ファルスタッフ」
夫婦で東京文化会館へ出向きました。
座席は1階18列22、23番。
ど真ん中と言っても良い、珍しくいい席に恵まれました。

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オーケストラ・ピットから指揮者のダニエル・ハーディングが一礼。
序曲もなく一気に幕開け。
大男のファルスタッフが大きなベッドに寝そべっています。
ここからすでに喜劇は始まっています。

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↓クイックリー夫人を演じるメゾ・ソプラノのダニエラ・バルチェッローナ。
とても強い声ですごみのきいた地声。
肝っ玉おばさんのような表現やクネクネと
お色気を見せる大サービスの演技に大拍手。
芸達者な方な歌手。
「アイーダ」のアムネリスも持ち役とか・・・。
ぴったりかもしれません。
いつかまた聴いてみたい歌手です。

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↑(写真右)2場からは誰もがお目当てにしている看板の
フリットリ扮するアリーチェがいよいよ登場です。

以前「ラ・ボエーム」のミミ役を聴きましたが、
それとはまた違った美しい自然な声。力強く輝かしい高音。
アンサンブルでも彼女の声はひときわ、耳に入ってきます。

声の調子は2幕2場くらいから響きも美しく共鳴。
その上衣装もとても良かったし、足の組み方の美しかったこと。
すべてが英国上流社会の夫人を演出しエレガントでした。
ただじっくりと聴かせどころのアリアがなかったので
本当は朗々と歌う彼女の声が聴きたかったです。

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フォードとアリーチェの娘、ナンネッタ役のイリーナ・ルング。
見るからに可愛い娘役。
声も声量もテクニックも申し分なし。
3幕のウエディングに髪飾がなかったのが、
少し淋しいヘアスタイルになり残念。

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ラウラ・ポルヴェレッリは小柄で細い歌手なのに
良く響く声、と俊敏な動きも上手。
コケティッシュと思われる表現は地でいっているのかもしれません。

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ファルスタッフのアンブロージョ・マエストリ、
本当に太っちょ、デブなのでしょうが、
もっとデブに見せるためにお腹に何か入れていたのかも・・・。
想像していたよりもずっと柔らかくて上品な声。

温かみのある歌声。その動きには騎士たる品格も感じ、
フェルセットの美しい響きには感心しました。


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フォード役のマッシモ・カヴァレッティは
高音部の長い音符で途中で声が落ちてしまった箇所があり、
少々残念でしたが、全体的には良かったかと。

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ナンネッタと恋仲のフェントンのアントニオ・ポーリ。
ハンサム、イケメンってことが客席でも分かります。
軽い声でしっかりと歌っていたことが印象的でした。

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兎に角、楽しい内容のオペラでしたが、
それ以上に目で楽しめたのが演出家のロバート・カーセンの技でした。
暗いチーク材のホテルの壁、目を見張る広い黄色いシステムキッチン。
そして幻想的な深夜の森。
観ている側もドンドン引きこまれていきます。

衣装もシャーロック・ホームズのような
英国らしくチェックのスーツと帽子。
クイックリー夫人が履いていたタータンチェックのスカート。
赤のジャケットと黒のズボンはバッキンガムの兵隊のよう。
本物の真っ白なお馬さんまで登場しました。

舞台の両端の字幕は
身近に感じる言葉で翻訳されとても分かりやすく、
笑いを撒き散らしてくれたことは確かです。

最後に指揮者のハーディング。
正直言って歌手を一生懸命聴いていたので、
音を楽しむところまでは行きませんでしたが、
38歳という若さで堂々たる指揮ぶり。
前に前にと進む音楽は若さが溢れんばかり。
これからも期待がかかる指揮者です。

さて来週月曜日は32歳のグスターボ・ドゥダメルの
歌劇「リゴレット」がNHKホールであります。
しっかりとお昼寝をして体調万全にして鑑賞してきます。

ヴェルディ作曲 歌劇「ファルスタッフ」
指揮:ダニエル・ハーディング 演出:ロバート・カーセン
ミラノ・スカラ座管弦楽団 ミラノ・スカラ座合唱団
2013年9月4日 東京文化会館

[主な出演者]

サー・ジョン・ファルスタッフ:アンブロージョ・マエストリ
フォード:マッシモ・カヴァレッティ
フェントン:アントニオ・ポーリ
アリーチェ:バルバラ・フリットリ
ナンネッタ:イリーナ・ルング
メグ:ラウラ・ポルヴェレッリ
クイックリー夫人:ダニエラ・バルチェッローナ

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ウィーン国立歌劇場 「サロメ」を観に行きました


昨年はメトロポリタン歌劇場の「ラ・ボエーム」を観ましたが、
今年は19日、ウィーン国立歌劇場のリヒャルト・シュトラウス作曲「サロメ」の
最終日を楽しみに上野、東京文化会館に夫婦して出向きました。

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公演数日前に主催者から葉書きで
指揮者フランツ・ウェルザー・メストが右腕を怪我。
ドクターストップで棒が振れず、
代理にペーター・シュナイダーに変更の知らせがありガックリ!
「それならばフィガロの結婚の
バーバラ・フリットリの伯爵夫人が聴きたかった」と旦那様。

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時遅し、仕方なく前列9列目に着席。
もう3、4列後ろなら申し分ありませんが、
歌手の声のバランスが悪いような席でした。

今人気絶頂のフランツ・ウェルザー・メスト
リンツ生まれで初めはヴァイオリンを学び、のちに指揮へ転向。
2010年からウィーン国立歌劇場音楽総監督。
カラヤン以来半世紀ぶりのオーストリア人就任で
大きな期待がかけられているようです。

ワーグナー、プッチーニ、ヴェルディ、モーツァルト、マーラー、
シュトラウス、ベルクなど幅広い演奏。
あ~、やはり聴きたかった指揮者でした。

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代役の指揮者ペーター・シュナイダーは
今回「フィガロの結婚」を振っていますが、
ウィーン少年合唱団で活躍後、ウィーン音楽院で作曲と指揮を学び、
2012、3年は「サロメ」「ワルキューレ」「フィデリオ」などが予定。
オペラ専門でシンフォニーなどはあまり振られないようでした。

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開演のベル。客席は暗くなっていよいよ開幕。
チューニングの音からすでにウィーンフィルの心良い音。
「サロメ」全1幕、1時間45分で休憩なし。
序曲や前奏曲がなしにいきなり幕が開くと、そこは領主ヘロデの宮殿。

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預言者ヨカナーンは兄弟の妻を奪い妃としたヘロデを非難した為
捕らえられ、古井戸の中へ閉じこめられています。
ユダヤの法律は離婚は許されても
兄弟の妻との結婚は許されなかったからです。

預言者ヨカナーンはヘブライ語で洗礼者ヨハネの事。
「私の後からやってくる人は、私よりも力がある。」と
神の子キリストの出現を力強く説きます。

因みに「サロメ」はヘブライ語で”平和”の意だそうです。

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サロメの見どころの妖艶な「7つのヴェールの踊り」
12分ほど踊り詰め。そんな激しい踊りではありませんが、
このあと長いアリアを朗々と歌いのけたグン=ブリット・バークミン。
これが3回公演というから驚き。
いかに体力がいるか・・・。
声もよく通り素晴らしい歌手です。

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サロメの母親役のヘロディアスのイリス・フェルミリオンが
カーテンコールでは一段と大きな拍手。
役柄でしょうか、ドスの利いた声は存在感が伝わりました。

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可愛いお小姓さんと思って写真を見るとやはりチャーミング。
声のよく通る歌手でした。

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サロメに憧れるナラボート役のヘルベルト・リッペルト。
あまり印象がありません。
預言者ヨカナーンのマルクス・マルカルト。
牢獄の中から叫ぶ声は太くて響きも良く、舞台姿も貫禄充分。

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ヘロデ王ルドルフ・シャンクの代役にミヒャエル・ロイダー。
歌も芝居もヘロデ王の貫禄はなく物足りない。残念です。

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楽しみにしていた「サロメ」。
シュナイダーが指揮すると少しだらけた音に聞こえ、
これがウェルザー=メストが指揮すれば
ウィーンフィルのきりりと引き締まって緊迫感あふれる
「サロメ」だったのでないかと思います。

演出は故バルロクの1972年演出でオーソドックスのようでしたが、
そろそろ新演出が出るかも知れません。
また観たい聴きたい演目です。

7308p

来年はヴェルディ生誕200年を記念して、
ミラノ・スカラ座日本公演は
歌劇「ファルスタッフ」と歌劇「リゴレット」が予定されています。
どちらも楽しみな演目、二人の指揮者も魅力あります。

~~~~~~~~~~~~~~~~

リヒャルト・シュトラウス作曲「サロメ」 全1幕

原 作: 新約聖書(マタイ、マルコによる福音書)に基づく、
オスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』
台 本: ヘドヴィッヒ・ラッハマン(ドイツ語訳)
初 演: 1905年・ドレスデン・宮廷歌劇場

指揮:ペーター・シュナイダー
演出 :ボレスラフ・バルロク
美術:ユルゲン・ローゼ

<主な配役>

ヘロデ:ミヒャエル・ロイダー
ヘロディアス:イリス・フェルミリオン
サロメ:グン=ブリット・バークミン
ヨカナーン:マルクス・マルカルト
ナラボート:ヘルベルト・リッペルト
小姓:ウルリケ・ヘルツェル
第1のユダヤ人:ヘルヴィッヒ・ペコラーロ
第2のユダヤ人:ペーター・イェロシッツ
第3のユダヤ人:カール=ミヒャエル・エブナー
第4のユダヤ人:ウォルフラム・イゴール・デルントル
第5のユダヤ人:アンドレアス・ヘール

ウィーン国立歌劇場管弦楽団
(2012年10月19日 東京文化会館)

今日もお越しいただき有難うございます。
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忘れられない18年前の喜歌劇「こうもり」


昨日は旦那様が出張で穏やかな一日(笑)
大晦日に2つ録画したうちの
ベルリン・フィルのジルヴェスターコンサート
もうすでに聴きましたが、
もうひと演目、ウィーン・フィル歌劇場の喜歌劇「こうもり」
やっとの思いで観ることができました。
いつも華やかで笑いが耐えないオペレッタ「こうもり」

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観ていても聴いていても楽しいのですが、
私にはやはり18年前のこの舞台が未だに忘れることが出来ず、
古いプログラムを開きました。

2361c

1994年、ウィーン国立歌劇場日本公演4演目。
「フィガロの結婚」「ボリス・ゴドゥノフ」「ばらの騎士」「こうもり」
指揮者もクラウディオ・アバド、カルロスクライバー、ウルフ・シルマー。
女性歌手はバーバラ・ボニー、アンネ・ゾフィー・フォン・オッターなど。

どれを観るかいささか迷いましたが、
超がつくほど豪華な配役(ヘルマン・プライ、ワルター・ベリー、
ヨッヘン・コワルスキー)の「こうもり」に決定。
ヘルマン・プライのアイゼンシュタインを楽しみに
夫婦でNHKホールに向かいました。

2362c

指揮者はウルフ・シルマーという無名の新人さんでしたが、
いくぶん遅いテンポで始まる有名な序曲。
ワルツの部分になると、
ゆったりしたウィーンらしい演奏だったことを覚えています。

↓ あまりに素晴らしい声に鳥肌が立ったのは
オフロフスキー公爵役のカウンターテナーのヨッヘン・コワルスキー。
高音部の透明感。目を瞑って聴くと明らかに女声(写真左上)。

プライc

↑ 2幕では笑いがとまらない、
アイゼンシュタイン男爵役のヘルマン・プライの楽しい演技。
ポルカの浮かれダンスも見応え充分でした。

FM放送でしか聴かなかったワルター・ベリーも素晴らしく
女中のアデーレのリーンバッハーも女優と偽って
唯一のアリア「伯爵様、あなたのようなお方は」を見事に歌いきりました。
このアリアは私が音大卒業後、
大阪フィルハーモニーと共演で歌ったアリア。
懐かしく聴きました。

1998年、69歳で心臓病で帰らぬ人となったヘルマン・プライ。
来日のたびにリサイタルにも出かけましたが
今も忘れられないアイゼンシュタインでした。

イチゴAb日本中、冷凍庫のような日が続いています。
明日から寒さは緩むようですが、お体ご自愛くださいますように。

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NHKニューイヤーオペラコンサート


箱根駅伝も終わった3日の夜のNHKニューイヤーオペラコンサート
藤村実穂子さん出演とあり、食事を早めて楽しみました。

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今年の司会はNHK野村アナウンサーと女優の夏木マリさん。
夏木さんは音楽や作品に対して
率直なそれでいて温かい言葉で感想を述べられ、
朗読は落ち着いた声。”さすが!”と感心しました。

「椿姫」「トゥーランドット」「ラ・ボエーム」「蝶々夫人」など
勉強したアリアや有名なアリアばかりでしたが、
団伊玖磨作曲「歌劇“夕鶴”から“与ひょう、あたしの大事な与ひょう”」は
ちょっと歌ってみたいようなアリアでした。

ここ数年、日本人歌手の演奏水準は
声質やテクニックなど世界に負けないくらいのレベルに達し、
クラシック界の大きな躍進を感じます。

司会者

↓ バレエでは以前、東京文化会館で「ドン・キ・ホーテ」で
コケティッシュに踊られた上野水香さんの出演も楽しみでした。
今年、生誕150年のドビュッシーの「牧神の午後」は以前、
TVのパリ・オペラ座を観た振り付けと同じワツラフ・ニジンスキー氏のもの。

牧神の午後

私の甲高い声とは違った落ち着いた声の
メゾ・ソプラノの藤村美穂子さんが、歌われたのは、
サンサーンス代表作の歌劇「サムソンとデリラ」の
”あなたの声に心は開く”

この歌劇は旧約聖書を題材にモダンで親しみやすく、
美しい旋律を持ったアリアはメゾ・ソプラノのデリラが
主人公のサムソンを陥れようと誘惑する場面で歌われるものですが、
旋律がとても綺麗で内容とは異なったようにも聞こえます。

日本人離れした美しい声、歌唱力にも説得力があり、
歌に表れるお人柄にもとても魅力を感じました。
(東京フィルハーモニー交響楽団、 指揮下野竜也)

2004b

イチゴAbウィンフイルニューイヤーコンサートの録画もまだみていない。
楽しみにしておこう。

寒さが一段と厳しくなるとの予報。
皆様お身体、ご自愛くださいますように。
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歌劇「ラ・ボエーム」


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;;;☆~blog 1000 flowers~☆;;;

昨年10月、チケット発売から
待ちに待ったメトロポリタン・オペラのプッチーニ作曲ラ・ボエーム
11日(土)NHKホールまで夫婦で観に行きました。

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嬉しいことに紙質の良いプログラムは無料配布。
高いチケット代だからどこの歌劇場も見習ってほしいものです。
気を良くしてセンターの19列29と39番の座席に着席。
本当はもう少し前が理想ですが、まぁまぁの席でした。

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メトロポリタン・オペラ総裁のピーター・ゲルブさんが
震災のお見舞いとスタッフ変更の丁寧な謝罪のあと、
「最高のオペラをお届けします」といよいよ開幕。

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体調を崩したジェイムズ・レヴァインに代わって
指揮はイタリアのファビオ・レイジ。
イタリア人らしい明るい音で序曲からゆっくりしたテンポ。
アリアになると余計に遅くなりますが
歌手もそれについて歌えるのは素晴らしい!

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アンナ・ネトレプコに代わって「ドン・カルロ」に出演予定だった
バルバラ・フリットリのミミ。
一幕のアリア「私の名はミミ」では
私の思い描いている弱々しく、可憐なミミでなく、
ちょっとがっかりと思いきや・・・。
その後急遽ミミ役を演じることになったにも関わらず、
次第に実力発揮。
3幕のアリア「さよなら」では涙が出そうなくらい。
伸びやかな歌声は素晴らしいの一言。
浮き立つ恋心と、死にゆく悲しみの感情を
見事に演じ歌い切ったといえるでしょう。
でも”ネトレプコだったらここをどう歌う?」と
常に問いかけている私でした。
やはりネトレプコが聴きたかった。

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詩人のロドルフォ役のリリックテナーのピョートル・ベチャワ。
中間音は素晴らしくいい声なのですが、高音になると
少し声が後ろに引っこんで
ファルセット気味になるのが気になりました。
でもメタボのおじさんでなく、素敵な容姿。
イメージが壊れず良かった!

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ムゼッタを愛し、ミミ達のよき友、
画家のマルチェッロ役のマリウシュ・クヴィエチェン
安定した声は男性軍の中ではピカ一ではなかったかと思います。
特別コンサートに出演。きっと素晴らしい歌声だと思います。

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歌手のムゼッタ役の若きスザンナ・フィリップス。
声に透明感があり、よく通る綺麗な声。
したたかさと人間味あふれるムゼッタははまり役でしょう。

マリウシュ・クヴィエチェン、ピョートル・ベチャワ、
エドワード・パークスジョン・レリエの男声陣の
アンサンブルは聴きごたえがあり楽しかったです。

エドワード

ファビオ・ルイジ率いるオーケストラと
合唱団も息の合ったアンサンブルを披露。
2幕、街のクリスマス風景は舞台が2段構成になっていて
ぎっしりと人々が埋め尽くされ、本物のろばも一役買って、可愛い!
音楽隊の行進もあり楽しげで賑やかなこと!

あっという間のオペラ鑑賞。
DVDで観ても聴いてもこんなに感動はしないでしょう。
やはりライブは素晴らしいです。
来年はウィーン・フォルクスオーパー、ウィーン国立歌劇場が来日。
質素倹約、お金を貯めて「サロメ」を聴きに行こうと思います。

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ちょっと余計なことですが。。。。
お隣のお年寄りのご婦人。
最初から最後までいねむり・・・高いチケットなのに・・・。

2階の座席から”ブラボー””ブラーバー”と
男性歌手と女性歌手を区別して声援。

アリアが終わる度にひっきりなしに大声で叫んでいましたが、
最後のカーテンコールで”ブラーボー、ブラーバー”と
叫んでいるうちに声がひっくり返っちゃって・・・。
周囲の人で大笑い。。。でした。

ちなみにイタリア語だと男性歌手に対してはブラーボ、
女性にはブラーバ、女性コーラスにはブラーベ、
その他はブラービなんだそうです。


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