ニ冊の本 老いの才覚&これが佐藤愛子だ


昨日のお昼すぎに画像挿入が元に戻りました。
あ~、やれやれ・・・。
皆様には御心配をお掛けして申し訳ございませんでした。

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近くのコミュニティハウスで借りた本。
まずは「これが佐藤愛子だ」
2002年、集英社により刊行された
「自賛ユーモアエッセイ集 これが佐藤愛子だ一」の前半分。
大御所愛子さんはどの本もご自分の経験と
鋭い人間観察でユーモアを交えながら読者を
引きずり込む素晴しい文才がおあり。

この本も上品な洒落やそこまで言う?と
思うくらいストレートな文脈。
痛快丸かじり。。。楽しませてもらいました。



題名からして内容が予想できる曽野綾子著「老いの才覚」
年を重ねる上でごく当たり前の人生訓といった感じで、
少々押し付けがましいところもありますが、
私の薄っぺらい頭には年をとるための戒めのように思います。

はじめに
超高齢化社会を迎えているが、年を重ねても
自立した老人になる方法を知らない人間が増えている。
マスコミでは子育ての分からない夫婦、引きこもりの子供、
フリーターなどをニュースで騒ぎ立てるが、
実は年のとり方を知らない
わがままな老人が増えていることこそが大問題である。
日本の将来に対しても自立した老人になるために
老いの才覚=老いる力を持つっことが重要なのである。

<目次>には
第1章 なぜ老人は才覚を失ってしまったのか
第2章 老いの基本は「自立」と「自律」
第3章 人間は死ぬまで働かなくてはいけない
第4章 晩年になったら夫婦や親子との付き合い方も変える
第5章 一文無しになってもお金に困らない生き方
第6章 孤独と付き合い、人生をおもしろがるコツ
第7章 老い、病気、死と馴れ親しむ
第8章 神様の視点を持てば、人生と世界が理解できる
とありますが、
第2章の老化度を測る目安は
「くれない指数」と言う考えになるほどと思います。

友達が~してくれない。配偶者が~してくれない。
子供が、親が~してくれない。。。等と
人を当てにすることがすでに老化現象。
私は依存症が大。今以上に「してもらって当たり前」
としか考えられない人間にならないよう、
年をとっても自立した生き方をしたいものです。

以前読んだ「忘れてはならぬもの」の著者である三浦綾子さんも
この曽野綾子さんも敬虔なキリスト教信者さん。
お二人とも大きな優しい心で相手に接する気持ちが伝わります。

最後の8章では「神われらと共に」(別名浜辺の足跡)という
ブラジル人、アデマール デ パロスの素晴しい詩がありました。

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ユメを見た、クリスマスの夜
浜辺を歩いていた、主と並んで
砂の上に二人の足が、足跡を残していった
ふと思った、ユメの中でのことだ
この一足一足は、わたしの生涯の一日一日をしめしていると。

立ち止まって後ろを振り返った。
足跡はずっと遠く見えなくなるところまで続いている
ところが一つのことに気づいた
ところどころ、ふたりの足跡でなく
一人の足跡しかないのに

わたしの生涯が走馬灯のように思い出された
なんという驚き、一人の足跡しかないところは
生涯の一番暗かった日とぴったり合う

苦悶の日 悪をのぞんだ日 利己主義の日
試練の日 やりきれない日自分にやりきれなくなった日
そこで、主の方に向き直ってあえて、文句を言った

(あなたは日々私たちとともにいると約束されたではありませんか。
なぜ約束を守って下さらなかったのか。
どうして人生の危機にあったわたしを一人でほおっておかれたのか、
まさに、あなたの存在が必要だった時に)

ところが、主はわたしに答えて言われた。
(友よ砂の上に一人の足跡しか見えない日、
それはわたしが、君をオブって歩いた日なのだよ)


昨夜のサッカーキリンチャレンジカップ。
なんとブルガリアに2-0と完敗。
引き分け以上でワールドカップ、本大会出場が決まる
アジア最終予選のオーストラリア戦(6月4日)が不安なってきました。
大丈夫かな~。。。。

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本・映画 | コメント(8) | 2013/05/31 00:02
コメント
おはようございます♪

佐藤愛子さん、曽野綾子さんのお名前は知っていますが、この頃本と向き合っていません。
昔はよく読みました、、、

私もこのところ物忘れが多くなり老いは感じてきてます。
自立した老後を送りたいと思っていますが、どうなる事やら(笑)

またおじゃまします☆♪
大御所お二人の本、立派に生きてきた先生方なので説得力があるでしょうね? 
愛子先生はおもしろく、曽野先生は厳しく、もっともなご意見が聞こえてきそうです。 
そもそも生き方に差がありすぎて、おっしゃる通りにできそうもありませんが、
しのびよる老いを目前に(というかすでに1歩)、迷惑な存在にならないよう
心がけなければ...
曽野綾子は、たしかお父さんがDV横暴だった人、シビアな子ども時代を
過ごしたのですよね。女でもひとりでも生きていけるようにお母さまが
何でもさせ、拠り所となるものをとカトリックの学校へ入れたのでしたね。
いつかそんなことをあっけらかんとラジオで喋ってられました。
人を見る目も、並ではないのだと思います。

サッカーはいらいらとなり、ホント心配です。
佐藤愛子さんのエッセイは 昔何冊か読みましたが 
老いてからのはまだなので 読んでみたいです。
曽野綾子氏のお父さんが DVだったとは知りませんでした。
ホントに 老いてからの身の処し方・・・難しいと実感してます。
実家の父も 90歳過ぎても 60歳過ぎの息子(私の兄)を
あれこれさしずしているようで、時々姉やお嫁さんの愚痴が・・・。
姉や友達とは 可愛いおばあちゃんになろうね!が合言葉です。

v-254かのこ様へ
おはようございます!
私は本はあまり読みませんが、無性に読みたくなる時ってありますね。
ブロ友のこふでさんやアリスさんが大変な読書家なので
ご紹介していただいています。

自立するってなかなか難しいですが、今から心がけておこうと思います。
v-254こふで様へ
佐藤愛子さんの作品はどれを読んでも楽しく面白いですね。
もう90歳におなりでしょうか。
お元気でますますいい本を書いていただきたいですね。

曽野綾子さん、気の毒な境遇だったのですね。
カトリック信者さんなので厳しいことを書かれていても、
愛が伝わる文章です。
お二人の素晴しい先輩方にちょっとだけでも近づけたらと思います。

昨夜のサッカーはサッカーになっていませんね。
ブルガリアの選手のほうが足がよく動いていました。
4日はドキドキです。
v-254アリス様へ
佐藤愛子さんの老いの力も面白かったです。
年がいくと「老い」という字に敏感に反応します。
お父様、指図できるということはまだまだお元気。
嬉しいことですね。
可愛いおばあちゃん、、、希望はありますが、う~ん、難しいですね。
こんばんは!

佐藤愛子さんのご本、以前にも紹介してくださったので読んでみたいと思いつつまだです。
曽野綾子さんのこの本は持っております。
だいぶ若い時に買って読んでまだ先のことだわ!!って思ったことを思い出しています(笑)
まや読み直してみたいです。

最後の詩 言葉は違うのですが「あしあと」と題されて同じ意味の詩が今 私のパソコンの机に置いています。
いつも一人ではないと励まされています。
No title
v-254yasukon様へ
佐藤愛子さんの作品はどれを読んでも納得できて
面白い内容です。外れがありません。

お若い時から将来のことを考えておられたとは
さすがyasukonさんです。
私などいま大慌てしています。

「あしあと」検索したらマーガレット・F・パワーズという
アメリカ人女性の作った詩ですね。
同じような内容。
神様といつもともに、、、心強く感じました。

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