野いちごひとりごと

人生走り続けて69年。今、ゆっくりのんびりをモットーに日々感じたことをつづる野いちごです。

ウィーン国立歌劇場日本公演 歌劇「ナクソス島のアリアドネ」


28日(金)東京文化会館で来日中のウィーン国立歌劇場の
リヒャルト・シュトラウス歌劇「ナクソス島のアリアドネ」を観てきました。
このオペラを観たのは関西在住だからもう30年以上も前。
あの時は大阪フェスティバルホールでした。
もう影が薄いオペラなのでダンナ様がバイロイト音楽祭の録画を
出してくれたので事前に勉強でした。

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ウィーン国立歌劇場の来日は4年毎。
2008年はリッカルド・ムーティ指揮。モーツアルト作曲コシ・ファン・トゥッテ
2012年はペーター・シュナイダー指揮。リヒャルト・シュトラウス作曲サロメ

アリアドネd

今年は2演目鑑賞。
来月は神奈川県民ホールでリッカルド・ムーティ指揮、
モーツアルト作曲「フィガロの結婚」を観に行きます。
これもとても楽しみです。

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リヒャルト・シュトラウス作曲「ナクソス島のアリアドネ」のあらすじ。

◆ プロローグ ◆

お金持ちの催す晩餐会の余興に
歌劇『ナクソス島のアリアドネ』が上演されることになっている。
その準備におわれている所へ執事が、主人の無理難題を持ってやってくる。
それは、オペラと喜劇を同時進行で上演!というもの。
命じられた音楽教師と若い作曲家、オペラの一座は憤慨し
この企てを阻止しようとする中、イタリアの道化芝居の一行が到着し、
作品の書き換えに苦しむ作曲家は、
事もあろうに一座のツェルビネッタに一目惚れ!
遂には姿を消してしまう始末。
そんなドタバタの楽屋裏。
しかし、歌劇『ナクソス島のアリアドネ』の幕が上がることとなる。

アリアドネd1

◆  オペラ(劇中劇) ◆
舞台は古代ギリシアの孤島の洞窟。 
夫テデウスに置き去られた美しい妻アリアドネは
3人の妖精に悲しい運命を嘆いている。

恋の経験豊富なツェルビネッタと道化役者たちが
アリアドネに恋のときめきや、揺れ動く女心の共感を
説き訴え慰めるがアリアドネは耳を貸さない。

そこに船がやってくる。アリアドネは、夫が迎えに来たと勘違いするが
姿をみて、迎えに来たのがバッカスであることを悟る。

穏やかに接してくるバッカスに心を許していくアリアドネ。
“私は神であり、神によって造られたのも自分”と歌い、
徐々に官能的な壮大な二重唱へ発展し
劇中劇は大詰めを迎える。

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舞台中央には傾いたグランドピアノが何台かあり、
その上を歩いたり、腰掛けたり。。。。
面白い演出でした。

また劇中劇なので正面の後ろには客席があり、
観客がオペラを鑑賞です。

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アリアドネ役のグン・ブリット・バークミン(黒いドレス)
前回聞いた時は4年前のサロメ役でした。
あれから高い音域も幅のある声のように聞こえ、安定した歌唱でした。

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ツェルビネッタ役のダニエラ・ファリー(赤いスカート)
長いアリアを驚異的なコロラトゥーラで聴かせてくれました。
ちょっと硬い声でしたが、キュートなツェルビネッタにはピッタリ。

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バッカス役のステファン・グールド。
来日予定が決まっていたテノールのヨハン・ボータさんが
9月に急死。
代役でしたがワーグナー歌手だけあってすごいボリュームの声。
高音部が力んでちょっと気になりましたが、
一番拍手が多かったです。

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作曲家役はヴェッセリーナ・カサロヴァからステファニー・ハウツィールに変更。
初めて聴くメゾソプラノのステファニー・ハウツィール。

とても美人さんでスリムな上、長い手足が素敵。
お芝居も上手、何種類の声も素敵。
「薔薇の騎士」のオクタヴィアン役は素敵かも。
好感のもてる歌手に感じました。

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木の精のウルリケ・ヘルツェル 。
どこか見覚えのある顔。。。と思っていたら
2012年のサロメでお小姓役でした。
今回はアンサンブルでしたが、とても澄んだ声の持ち主。

やまびこ役のローレン・ミシェル 。
アンサンブルでしたが、背が高く舞台の移動や踊りが上手でした。
水の精のちょっと小柄のマリア・ナザーロワ 。

三人のアンサンブルがとても心地よく、
オーケストラも美しく奏でて夢心地。

アリアドネd2

チケットを申込んだ時はテノール歌手、ヨハン・ボータさんが
来日予定でしたが、9月8日急死の訃報が報じられました。
2009年、ミラノスカラ座の歌劇「アイーダ」のラダメス役だったボータさん。

もう一度あの迫力ある声を・・・と思っていたのですが・・・。
51歳。まだまだ今から活躍の年ですのに・・・残念でした。
ご冥福をお祈りします。

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歌劇「ナクソス島のアリアドネ」

指揮:マレク・ヤノフスキ
演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ

<キャスト>

執事長:ハンス・ペーター・カンメラー
音楽教師:マルクス・アイヒェ
作曲家:ステファニー・ハウツィール
テノール歌手/バッカス:ステファン・グールド
士官:オレグ・ザリツキー
舞踊教師:ノルベルト・エルンスト
かつら師:ウォルフラム・イゴール・デルントル
下僕:アレクサンドル・モイシュク
ツェルビネッタ:ダニエラ・ファリー
アリアドネ:グン=ブリット・バークミン
ハルレキン:ラファエル・フィンガーロス
スカラムッチョ:カルロス・オスナ
トルファルディン:ウォルフガング・バンクル
ブリゲッラ:ジョゼフ・デニス
水の精:マリア・ナザーロワ
木の精:ウルリケ・ヘルツェル
山びこ:ローレン・ミシェル

ウィーン国立歌劇場管弦楽団  
ピアノ: クリスティン・オカールンド
プロンプター: マリオ・ペルクトルド 

2016年10月28日 東京文化会館 15時開演。
(写真はプログラムから)

 今日もご訪問をありがとうございます。
今日は来月手術前の検査のため朝一番で受診します。
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